
「ふぅ……」 思わず溜息が漏れました。目の前に横たわるのは、前回切り倒した木の幹。 今日はここからが本番。この幹から伸びる太い枝たちを、ノコギリ一本で切り落としていく「枝打ち」作業です。
正直に言いましょう。 「畑の整備」なんて格好いいことを言える段階には、まだ程遠いです。
1. 終わらない「木」との格闘
大木ではないけれど、手ノコで挑むには十分すぎる強敵でした。 一本一本、枝を切り落としていく作業。 腕はパンパンになるし、切っても切っても「ただの木がバラバラになっただけ」という光景。
「これ、本当に畑になるのかな?」 そんな不安が頭をよぎるほど、自然の生命力はしぶといものです。
2. 視界が開けた。ただ、それだけ。
それでも、太い枝をすべて落とし終えると、あんなに鬱蒼としていた場所が急に広々と見えてきました。
まだ地面はデコボコだし、切り落とした枝が散乱しているし、とても「畑」と呼べる状態ではありません。 でも、この少しだけ広くなった視界。 この小さな達成感があるから、今はそれだけで十分だと思えます。
3. 次の一手は、この「謎の木」をどうするか
さて、作業が終わって残ったのは、山積みになった正体不明の枝と幹。 何の木なのかも分かりませんが、このまま放置するわけにもいきません。
薪として使えるのか、それとも別の何かに化けるのか。 開拓と呼ぶにはまだおこがましい、泥臭い作業の連続。 でも、この「何もない場所」から何かが始まるワクワク感だけは、確かにここにあります。
開拓の道は、始まったばかり。まだまだ続きます。


